FC2ブログ

アメリカの思惑を忖度する日本

ジャーナリスト谷口智彦は著書『通貨燃ゆ』のなかで次のように指摘しています。「日本は自らバブルを創出することによって対米資産還流を積極化し、折から軍拡を続けていた米国を金融面で支えたこと、その意味で日本のバブル経済化とは、冷戦にとどめを刺そうとしていた米国の覇権を裏から支える国際政治的意味合いを持っていた」。

つまり、中曽根康弘政権下での不自然な金利抑制政策や内需拡大政策(リゾート開発ブームなど)は、軍事費を日本の資本でまかないたいというアメリカの思惑を忖度した結果だというのです。いわば、1980年代の日本の土地・株式バブルは日米合作の国策でもあったわけです。


閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済 (集英社新書) より
スポンサーサイト

theme : 読書メモ
genre : 本・雑誌

comment

Secre

プロフィール

bicha

Author:bicha
“ビーシャ”のブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード